
GA4超入門|アクセス解析で“見るべき指標”はこれだけ!

Googleアナリティクスの新バージョン「GA4」、導入はしたけれど…
「画面が変わって使いづらい」「どこを見ればいいのか分からない」とお困りの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、Web担当者や事業責任者の方が**GA4で最低限チェックすべき“5つの指標”**を厳選してご紹介します。
難しい設定やカスタム不要、標準レポートで分かる範囲だけでOKな内容です!
GA4とは?ユニバーサルアナリティクスとの違い
GA4は、従来のGoogleアナリティクス(UA)の後継バージョンで、**「イベントベース」**のデータ収集が特徴です。
主な違い:
- ページビュー中心 → ユーザー行動中心の設計に
- セッション概念の見直し
- より柔軟なイベント設計(クリック・スクロールなど)
難しそうに見えますが、基本の指標を抑えれば十分に活用できます!
まず見るべき基本指標5つ
1. ユーザー数(Users)
サイトに訪れた人数。新規・リピーターの割合も確認できます。
2. セッション数(Sessions)
訪問回数。1人が何度も訪れた場合もカウントされます。
3. 平均エンゲージメント時間(Avg. engagement time)
サイトに滞在した時間の平均。ユーザーの関心度合いがわかります。
4. エンゲージメント率(Engagement rate)
ページに一定時間以上滞在した・スクロールしたなどの“アクション”をした割合。
直帰率の代わりとなる新指標です。
5. コンバージョン数(Conversions)
あらかじめ設定した「目標アクション」(例:お問い合わせ、資料DLなど)の達成数。
どこで見られる?レポートの場所と見方
GA4管理画面の「レポート」→「概要」「ユーザー属性」「集客」「エンゲージメント」から確認できます。
- 概要:全体の状況をざっくり把握
- エンゲージメント > ページとスクリーン:人気ページや離脱ポイントを確認
- 集客 > トラフィック獲得:どの流入経路が多いか分析(SNS、検索、広告など)
数字の見方と改善ヒント
例:
- ユーザー数は多いけどエンゲージメントが低い → 導線や内容がズレているかも
- 滞在時間が短い → ファーストビューで興味を惹けていない?
- セッションは多いのにコンバージョンが少ない → CTAやフォーム導線の見直しを
データは「眺める」より「仮説・改善」に使うことが重要です。
GA4の活用は“目的ありき”で!
GA4は多機能ですが、「何を見たいか」を決めておかないと迷子になります。
例えば…
- 問い合わせを増やしたい → コンバージョンと流入元を重点的に
- 滞在時間を伸ばしたい → 人気ページと離脱ページの比較を
自社サイトの目的・課題に合わせた見るべき数字を絞ることが、GA4活用の近道です。
GA4の設定・分析に不安な方へ
「なんとなく見てるけど、活用できていない」
「導入はしたけど、初期設定が正しいか不安」
そんな方のために、当社ではGA4の無料診断・分析サポートを実施しています。
設定チェックから、目的に応じたダッシュボードの設計からレポート作成までサポート可能です!
是非お気軽にお問い合わせください。
Writer

nemo
会社でアニ研(アニメ研究会)を設立したりするヲタク系Webディレクターです。
大切なことは音楽とアニメと漫画から教わりました。