
CVRが上がる商品ページの作り方|画像・説明・導線の最適解
アクセスはあるのに売上が伸びない。
広告費をかけても、購入までつながらない。
そのとき真っ先に見直すべきなのが「商品ページ」です。
ECの売上は、商品ページの作り方ひとつで大きく変わります。なぜなら、商品ページは“購入の最後の判断”が行われる場所だからです。
この記事では、CVR(購入率)を上げるために必要な要素を
画像/説明文/導線(CTA・安心情報)に分解して、具体的な改善手順としてまとめます。
先に原因を切り分けたい方は、前回の「ECの売上が伸びない原因10選(チェックリスト付き)」もおすすめです。
外注を検討中なら「Shopifyの構築・運用を外注するべきタイミング」も併せて読むと判断が早くなります。
まず結論:CVRが上がる商品ページは「迷いを消すページ」
商品ページの目的は「魅力を語る」だけではありません。
“買わない理由”を潰し、購入の迷いを消すことが最優先です。
ユーザーの迷いは大きく4つに分かれます。
- 自分に合うかわからない(サイズ感/用途/比較)
- 品質が不安(素材/保証/レビュー)
- 損しそうで不安(価格・送料・返品・納期)
- 買うのが面倒(導線/選択肢/入力負荷)
この4つに答えるページほど、CVRは上がります。
CVRを上げる商品ページの構成「7つの必須要素」
まずは全体像です。売れる商品ページは、だいたいこの順番で作られています。
- 商品名(誰向け・何が良いかがわかる)
- メイン画像(利用シーンが想像できる)
- 価格・在庫・バリエーション(迷わない)
- 安心情報(送料・納期・返品・保証)
- 商品の魅力(特徴→メリット→根拠)
- 比較・FAQ・レビュー(不安を潰す)
- CTA(購入導線)と関連導線(セット・おすすめ)
ここから、画像/説明/導線の3つに分けて具体化します。
1) 画像:CVRを上げる「鉄板の8枚セット」
文章より先に、画像で判断されます。
特にスマホは画像がほぼ全てと言ってもいいです。
画像のおすすめ構成(8枚)
- メイン(正面・見やすい):第一印象の勝負
- 利用シーン:使っている場面が想像できる
- サイズ感:手持ち、人物、定規などで伝える
- 特徴の要点:3〜5点をアイコンで
- バリエーション:色・サイズ・セットの違い
- ディテール:素材感・質感・作り
- 同梱物/仕様:箱・付属品・スペック
- 安心情報:送料・納期・返品・保証(画像でも補強)
よくあるNG
- 商品だけの写真が続く(使うイメージが湧かない)
- サイズがわからない(届いてからの不安が残る)
- 文字が小さすぎてスマホで読めない
すぐできる改善
まずは売れ筋上位10商品だけ、画像の8枚構成を揃える。
これが一番コスパが高い改善です。
2) 説明文:読ませるより「判断させる」
説明文は、長さではなく“順番”です。
「特徴→メリット→根拠」の順にすると伝わります。
説明文の基本テンプレ
- 誰におすすめか(1行)
- 何がどう良いか(結論)
- 特徴(機能)
- メリット(得られる価値)
- 根拠(数値・仕様・実績・レビュー)
- 注意点(正直に書く)
- よくある質問(不安の先回り)
例(書き方イメージ)
- 特徴:軽量素材で持ち運びやすい
- メリット:毎日使っても負担になりにくい
- 根拠:重量◯g/耐荷重◯kg/素材◯◯
「良いです」ではなく、“判断材料”に落とすのがコツです。
3) 導線:CVRが落ちる最大要因は「安心情報が見つからない」
多くのECで、CVRを下げているのがこれです。
ユーザーは、買う直前に必ずこう思います。
- 送料いくら?
- いつ届く?
- 返品できる?
- 何かあったら連絡できる?
安心情報は「上の方」に固定する
おすすめは、価格の近くに短く出すことです。
- 送料:◯円(◯円以上で送料無料)
- 納期:最短◯日で発送(目安)
- 返品:◯日以内/未使用
- 問い合わせ:フォーム/電話/チャット(あるものだけ)
ページ下部にあっても読まれません。“探させない”が重要です。
迷わせないための「商品ページ改善チェックリスト」
1つでも当てはまると、CVR改善の余地が高いです。
画像チェック
- 利用シーン画像がない
- サイズが分からない
- スマホで文字が読めない
- バリエーションが画像で整理されていない
説明文チェック
- 誰向けの商品かが曖昧
- メリットがなく、特徴だけ並んでいる
- 数値・仕様・根拠が少ない
- 注意点がなく、届いた後の不安が残る
導線チェック
- 送料・納期・返品がすぐ見つからない
- CTA(購入ボタン)が目立たない/遠い
- セット提案や関連商品がない
- FAQ・レビューが薄い(または無い)
改善の優先順位:まずは「売れ筋10商品」から
いきなり全商品を完璧にしようとすると止まります。
おすすめはこの順番です。
- 売れ筋上位10商品のページを最優先で改善
- 次に、アクセスが多いのに売れていない商品(機会損失)
- 最後に、カテゴリ全体のテンプレ化(量産できる状態へ)
“勝ちページ”を作って、テンプレ化して増やす。
これが最短ルートです。
Shopifyで特に効く「CVR改善の打ち手」3つ
1) バリエーション選択を簡単にする
色・サイズ・容量などがある商品ほど「迷い」が増えます。
表示順やラベルの付け方で購入率が変わります。
2) FAQを商品ページに直置きする
FAQは別ページに置くより、商品ページ内の方が効きます。
(特に「送料・納期・返品・保証・使い方」)
3) 関連導線(セット/おすすめ)を作る
客単価だけでなくCVRも上がります。
「次に見るページ」があると、離脱が減るからです。
商品ページ、どこから直すべきか整理します
株式会社トライムでは、EC売上改善に向けて
“CVRが落ちている原因”と“優先順位”を整理する簡易診断をご提供しています。
- 商品ページの改善ポイント抽出(画像・説明・導線)
- 売れ筋10商品の改善ロードマップ案
- 必要に応じて、Shopify構築/運用、マーケ、DXまで一気通貫で対応
「まずは商品ページだけ見てほしい」でもOKです。
お問い合わせフォームから「商品ページ改善相談」とお知らせください。
まとめ
CVRが上がる商品ページは、魅力を語るページではなく、迷いを消すページです。
画像は“使うイメージとサイズ感”、説明文は“判断材料”、導線は“安心情報の見つけやすさ”。
まずは売れ筋10商品から整えるだけでも、改善効果が出やすいはずです。
Writer
nemo
会社でアニ研(アニメ研究会)を設立したりするヲタク系Webディレクターです。
大切なことは音楽とアニメと漫画から教わりました。





































