骨髄バンクのドナー登録をしてきました
Webディレクターのもっちです(=゚ω゚)ノさて、皆さんは骨髄バンクをご存じでしょうか。
ずっとドナー登録したいなと思っていたのですが、やっとドナー登録をしてきましたので、その旨ご報告も兼ねてブログを更新させていただきます。
これは決して強制的に登録を促すものではございませんが、一人でも多くの方が興味を持っていただけたら幸いです。
骨髄バンクについて
骨髄バンクとは
白血病などの血液疾患の治療として造血幹細胞移植が必要な患者のために、血縁関係のない健康な人から提供される骨髄液や末梢血幹細胞を患者に斡旋する仕組み、およびその業務を担う公的機関のことを指します。骨髄バンクは世界各地に設置されており、特にアメリカ、ドイツ、イギリスなどで活動が活発だそうです。
日本ではX JAPANのギタリスト・hideさんが難病の少女との交流をきっかけに骨髄バンクにドナー登録されたことで日本での知名度は飛躍的に上がったと思います。
骨髄バンクについて詳しくはこちら
骨髄移植や末梢血幹細胞移植とは
白血病や再生不良性貧血などの病気によって、 正常な造血が行われなくなってしまった患者の造血幹細胞を健康な方の造血幹細胞と入れ替える(実際はドナーから採取された造血幹細胞を点滴静注する)ことにより、 造血機能を回復させる治療法のことです。日本では「骨髄バンク事業」が1992年から開始され、 これまでに多くの患者を救う実績をあげています。
しかし、日本の骨髄バンクで骨髄移植や末梢血幹細胞移植を必要とする患者は毎年少なくとも2000人程度といわれており、一人でも多くの患者を救うためには、一人でも多くのドナー登録が必要な状況となっています。
ドナー登録について
ドナー登録の条件
ドナー登録ができる人には様々な条件があります。今回はその一部を紹介いたします。
まず年齢ですが、骨髄・末梢血幹細胞を提供できる年齢は20歳以上、55歳以下となっています。
コーディネートの対象とならなかった方は、満55歳の誕生日で登録取り消しになるそうです。
また、ドナー登録後の健康状態によっては、コーディネートを進めることができないこともあります。
その他、骨髄・末梢血幹細胞の提供にあたっては家族の同意が必要であったり、腰の手術を受けたことがある方も骨髄提供はできません。
詳しい条件などはこちらをご確認ください。
ドナー登録のながれ
ドナー登録は大きく分けて4つのステップがあります。STEP1 パンフレット「チャンス」を読む
ドナー登録の際には、骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容をよく理解する必要があるため、骨髄バンク側で用意したパンフレットをよく読み込む必要があります。
また、パンフレットを読まないと登録申込書をダウンロードすることもできません。
チャンスを読むにはこちら
STEP2 登録申込書に必要事項を記入する STEP3 登録窓口、もしくはドナー登録会に参加する
STEP2で記入した登録申込書を登録窓口もしくはドナー登録会に持参します。
登録会では医師の方の問診と採血をして終了となります。
大体15~20分程度でしょうか。
ちなみに、私は今回渋谷の献血ルームで登録をしたのですが、献血のために多くの方が訪れていてとても驚きました。 STEP4 登録完了
STEP3の登録会の最後にドナー登録カードを受け取って登録完了となります。
後日ドナー登録確認書が郵送されてくるそうです。 お近くの登録受付窓口はこちらをご確認ください。
まとめ
さて、前回に引き続きかなりプライベートな内容でしたが、いかがでしたでしょうか?20歳から登録が可能だったことを考えると、15年ですか…
その間にも、もしかすると救えたかもしれない命があったかと思うと、もっと早く行動できていたらなと後悔しかありません。
でも、せっかく酒も煙草もやらず、大きな病気にも見舞われていない身体で、少しでもどこかの誰かの命を救える可能性があるのであれば、その信念の旗を掲げて残りの命の火を灯し続けるには十分すぎる理由だなと感じました。
ダメだな、言い回しがBUMP OF CHICKENっぽくなっちゃうな(笑)
あ、でも登録してきた日が彼らの結成25周年の記念日だったんですよ、それにあやかってみたということで。
ちなみに、この記事を書いているときにずっと彼らの「fire sign」という曲を口ずさんでいました。
良ければその曲をBGM代わりにお聴きいただけますと幸いです。
それでは、今回はこの辺で筆を置かせていただきます。
また次回のブログでお会いしましょう(=゚ω゚)ノ
Writer
nemo
会社でアニ研(アニメ研究会)を設立したりするヲタク系Webディレクターです。
大切なことは音楽とアニメと漫画から教わりました。