ワーケーションってどうなの?沖縄でリモートワークをして新しい働き方を探ってみた
こんにちは。遠山です。先週1週間、沖縄のホテルでリモートワークをやって来ました。実際にやってみた所、良かったことや良くなかったこと、気づいたことなどこの場で共有させていただきます。
沖縄でリモートワークするに至ったきっかけ
・思考の整理と来年やるべきことを決めたかった
・Go Toトラベルのため普段より安かった
・今年は季節(夏)を感じていなかった
・今後様々な環境でリモートワークをやるにあたっての調査
・台風が着ていなく気候が安定していた
私は誕生日前後にまとまった時間を使い「来年1年でやること決める」ことをなんだかんだ10年ぐらいやっています。やることを決めるというより、思考の整理とやるべきことの抽出、あとは一番楽しいやりたいことをきめる作業といった感じでしょうか。残念ながら今年はコロナの影響で半分以上タスクが消化出来ずにいたため、今年は気合を入れて作らないとなと思っていました。
それとは別軸で4月以降はリモートワークでほぼ外出せず、夏を感じない一年だったなとなんとなく思ったとき、いたたまれなくなってしまい思い立ったらすぐに行動精神で、翌日から1週間沖縄でリモートワークすることを急遽行うことにしました。
出発前に準備したこと
・WiFiの速度と携帯の電波状況をホテル側に事前確認
・普段使っているマウスやキーボード、資料作成に使用している書類の準備
・MTGに必要な衣装の用意
行こうと決めた翌日から行ったためそこまで準備は出来なかったですが、もともと旅行好きで準備に慣れていたというのもあり手間取ることはありませんでした。念の為ジャケットを持っていき備えましたが結局着ることはありませんでした。
今回は仕事がメインでしたのでWiFiの速度と携帯電話の電波の確保は絶対に必要だったため、これは予約前にホテル側に問い合わせして確認しました。あとは普段使用しているマウスとキーボードも持っていき作業スピードの遅延とストレスを軽減する対策をしました。
ホテルに到着してからしたこと
・Facebookでの周知
・作業環境の設定
・1週間でやるべきことの細分化
・飲み物の確保
Facebookは仕事でつながっている人が多かったので必要ないかなと思いましたがご飯のお誘いとかもらっても断らないといけないため念の為アップしておきました。中の良い友人から個別メッセージで「リア充自慢するな笑」とお叱りを受けて改めて確認しましたが確かにすこし浮かれていましたね。現実はただひとりで仕事しただけで何もリア充ではありませんが。。。
行きの飛行機でもある程度ベースは作成しておりましたが6泊7日のスケジュールをざっくりと割り振り思考の整理には普段から使用しているマインドマップのツールを使用して決めていきました。
当然、通常の業務もありましたがすでに全社的にリモートワークが浸透していたため通常業務においては全くといっていいほど不便な点は見当たりませんでした。
実際にホテルでリモートワークやって良かったこと
・明確にやることを決めていったので作業がとても捗った
・最高気温30℃まで上がったので夏を感じることが出来た
・波の音が良いBGMになり小休止でもリフレッシュ出来た
・やらなきゃいけない環境に身をおいたため集中出来た
・サンセットを見ながらのオリオンビール最高!
東京とは太陽が明らかに違っており東南アジアで仕事をしていると錯覚するぐらい旅行を感じることが出来ました。特にずっと集中して自分と向かい合っていたためかサンセットを見ながら飲むオリオンビールは本当に美味しく格別でこれを経験するだけでも来た甲斐がありました。
仕事には直接直結しないと思われがちですが、やることを決めて普段と環境を変えるだけでこんなに捗ると思わなかったのでこれも新しい発見でした。Go Toトラベル期間は今後も積極的にホテルでのリモートワークをやっていき、新しい発見をしたいと思います。
トライムが今年から導入するリモートワークの制度で、チームで宿泊しながら仕事する機会が今後出てくるとは思いますが、その点においてはとても仕事が捗ると思いました。ただしこれには注意点もあり椅子と机が人数分あるかどうかなど選ぶホテルに少し制限が出るかもしれません。
実際にホテルでリモートワークやって良くなかった事
・ベットメイキングの時間が曖昧だったためMTGに支障が出るときがあった
・すべてが外食になるため食費と摂取カロリーが増えた
・土地勘も無く、知り合いもいないため夜が暇
・普段アーロンチェアという良い椅子で作業してるからか椅子が合わず肩が凝った
・気分転換にはなるが4日目ぐらいから飽きてくる
・荷物が多くなり本が重たい
思いつく限りを箇条書しましたがどれも大きなストレスを感じることはありませんでした。すべてにおいて少しずつストレスを感じるといった感じでしょうか。
ベットメイキングも事前にフロントに電話して時間指定しておけば大丈夫ということもわかりましたし、ホテル選定さえちゃんとすればホテルの周りに飲食店やコンビニもあるため、確認と準備さえちゃんとできれば日常生活を送る上ではほとんどストレスなく生活できると思います。
あとは完全に私の落ち度なのですが私の泊まったホテルは部屋からのロケーションだけ意識して選定・予約したため、コロナ禍での営業を理解しないまま予約してしまいコンビニやレストランの営業時間制限や、期待していたGYMの利用が出来ず余計にストレスを感じたのかもしれません。24時間営業のコンビニやホテル以外の最寄りの飲食店まで徒歩で片道30~40分というのも後半はキツかったです。
あとは沖縄に滞在している友達が居なかったため夜は一人ホテルの部屋でお酒を飲むことになってしまいした。せっかく沖縄来たんだし普段会えないような方たちと事前に連絡を取っていればよかったなと思いました。
まとめ
今回は試験的に1週間だけでしたが移住も含めてリモートワークすることを検討したときに普段の生活で自分が大切だと思う優先順位をはっきりさせておくことが必要だと思いました。
私自身、仕事の環境さえ整っていれば私生活部分はある程度妥協しても良いかなとおもっていたのですが、「食事」「24時間コンビニ」の優先順位がかなり高いと言うことがわかりました。普段東京に居て当たり前に不自由なく生活していたためこれは新しい発見でした。
ただし事前準備さえしっかりしておけば大抵のことは解決できますし海外でのリモートワークも夢では無いと思いました。
2020年10月からトライムも12期目に突入し、今までは大きなビジネスモデルの変更の必要が無かったのですが、ニューノーマルと呼ばれる時代の中、今の仕事が持続可能かどうかと社会的な必要意義などもある程度、私自身の中で整理することが出来た大変有意義な時間でした。
自分自身の覚悟次第なところもありますが、環境を変えてリモートワークすることで生産性が大幅にアップする可能性も秘めていると今回の実験でわかり、まだまだ楽しい働き方はあるんだなと実感出来ました。
今後も様々な環境で試していきたいと思いますのでまた報告させていただきます。
Writer
遠山拓朗
お酒が大好きなECコンサルタントです。ビールとマーケティングと海外旅行とビールが大好きです。普段目黒か神楽坂で飲んでるので、Webの相談と飲みのお誘いお待ちしてます。
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