ECサイトの「カゴ落ち」を減らす施策まとめ|今すぐできる改善20

「商品ページまでは見られているのに、購入されない」
「カートに入るのに、決済まで行かない」

この状態は、ほぼ間違いなくカゴ落ち(カート〜決済の離脱)が起きています。
カゴ落ちは、集客を増やすよりも改善の即効性が高く、少ない工数で売上に直結しやすい領域です。

この記事では、カゴ落ちが起きる理由を整理し、今日から着手できる改善策を20個にまとめました。

先に全体のボトルネックを切り分けたい方は「ECの売上が伸びない原因10選」もおすすめです。
商品ページの改善が先になりそうなら「CVRが上がる商品ページの作り方」も併せてどうぞ。

まず結論:カゴ落ちの原因は「不安」「面倒」「想定外」

ユーザーがカートから離脱する理由はだいたいこの3つです。

  • 不安:送料・納期・返品・信頼が見えない
  • 面倒:入力が多い、会員登録が必須、決済が少ない
  • 想定外:送料が高い、合計が跳ねた、到着が遅い

カゴ落ち改善は、これらを“探させない・迷わせない・面倒にさせない”が基本です。

そもそも「どこで落ちているか」を把握する

いきなり施策を打つ前に、最低限ここだけ確認します。

  • カート到達:カートまで来ているか
  • 決済開始:配送・支払い入力に進んでいるか
  • 購入完了:最後まで完了しているか

もし可能なら、以下も見ると改善が速いです。

  • デバイス別(スマホで落ちていないか)
  • 決済手段別(特定の支払いで落ちていないか)
  • 送料表示タイミング(最後に出て驚かせていないか)

カゴ落ちを減らす改善20(優先順位つき)

「今すぐできる(工数小)」から順に、効果が出やすい施策を並べます。

A. まず最優先:不安を消す(1〜7)

1) 送料・納期・返品を“カートの中”に明記する

カート画面で不安が消えないと落ちます。
商品ページじゃなく、カートで再提示が重要です。

2) 合計金額をすぐ確定させる(送料・手数料を早めに)

「最後に増える」は離脱の王道。
送料が確定しない場合は、条件や目安でも出します。

3) 連絡先(会社情報・サポート)への導線を目立たせる

「困った時に連絡できる」が見えるだけで購入が増えます。

4) 返品・交換ルールを短く“要点だけ”表示する

長文リンクだけだと読まれません。
カートに要点(例:◯日以内/未使用)を置くのが効きます。

5) レビュー・実績をカート直前まで追いかける

商品ページにあっても、カートで不安が復活します。
小さくても「レビュー評価」「導入実績」を見せると強いです。

6) 決済の安全性(SSL/安心マーク)を表示する

“当たり前”でも、視覚的にあると離脱が減ります。

7) 初回購入特典より「安心特典」を置く

値引きよりも、
「返品保証」「サポート」「配送目安」などの安心が刺さるケースが多いです。

B. 次に効く:面倒を減らす(8〜14)

8) ゲスト購入を用意する(会員登録を必須にしない)

登録必須は離脱の大原因です。
購入後に登録を促す方が成功しやすいです。

9) 入力項目を減らす(必須項目を見直す)

「住所2回」「会社情報必須」などは要注意。
必須項目を最小にします。

10) スマホの入力を前提に最適化する

小さな入力欄、分かりづらいエラー表示は離脱します。
スマホで実機チェックしてください。

11) 主要な決済手段を揃える

顧客層に合わせて「よく使われる支払い」がないと落ちます。
(例:クレカだけ、は意外と厳しいことがあります)

12) 配送オプションを増やしすぎない

選択肢が多いほど迷います。
まずは“最適解”をデフォルトに。

13) クーポン入力欄を“探させない”

「クーポンあるかも」で離脱することがあります。
入力欄の位置と文言を整理します。

14) カート内の編集を簡単にする(数量変更・削除)

やり直しが面倒だと離脱します。
削除や数量変更が分かりづらいのは致命的です。

C. 想定外を消す:価格・送料・到着のギャップ対策(15〜18)

15) 送料無料ラインを見直す(高すぎ/低すぎ)

高すぎると離脱、低すぎると利益が残りません。
購入データを見て“達成しやすいライン”に寄せます。

16) 到着目安を“具体的に”する(最短◯日、目安◯日)

「いつ届くかわからない」は離脱理由の上位です。
書ける範囲で具体化します。

17) 追加費用(手数料など)を最初に出す

代引き手数料など、後出しは不信感につながります。

18) 在庫切れ・納期遅延時の案内を丁寧に

「買えない」「遅い」時ほど信頼が試されます。
代替案(入荷通知・類似商品)もセットで。

D. 最後のひと押し:離脱後の回収(19〜20)

19) カゴ落ちメール(リマインド)を整備する

“戻ってくる人”は確実にいます。
メールの内容は、値引きよりも「安心情報」「FAQリンク」が効く場合も多いです。

20) 離脱者向けの再訪導線(広告/LINE/メルマガ)を用意

全員に効く必要はありません。
「戻ってきやすい導線」を作るだけで回収できます。

迷ったらこれ:まずやるべき改善TOP5

時間がないなら、まずはここからでOKです。

  1. カートに「送料・納期・返品」を短く表示
  2. ゲスト購入+入力項目削減
  3. 決済手段の見直し(顧客に合っているか)
  4. 合計金額の確定を早める(送料の見せ方)
  5. カゴ落ちメール(安心情報つき)

カゴ落ち改善の進め方(失敗しない順序)

  1. どこで落ちているか(カート/決済開始/完了)
  2. 不安を消す(送料・納期・返品・信頼)
  3. 面倒を減らす(ゲスト購入・入力・決済)
  4. 離脱後に回収(メール・再訪導線)

この順番でやると、ムダ打ちが減ります。

「カゴ落ちの原因」だけでも一緒に特定しませんか?

株式会社トライムでは、EC売上改善に向けてカゴ落ちのボトルネック特定→優先順位整理の簡易診断をご提供しています。

  • どこで落ちているかの切り分け
  • カート/決済の改善ポイント抽出
  • Shopifyの場合は、構築・運用・マーケまで一気通貫で支援可能

お問い合わせフォームから「カゴ落ち改善相談」とお知らせください。
「まず原因だけ知りたい」段階でも大丈夫です。

まとめ

カゴ落ちは、集客よりも改善の即効性が高い領域です。
ポイントはシンプルで、不安を消し、面倒を減らし、想定外をなくすこと。
まずはカートに「送料・納期・返品」を置くところから始めるだけでも、結果が変わる可能性があります。

Writer

nemo

会社でアニ研(アニメ研究会)を設立したりするヲタク系Webディレクターです。
大切なことは音楽とアニメと漫画から教わりました。

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