SEO対策について 2022年版 Vol.03

Webディレクターのもっちです。

前回の記事で具体的なSEO対策ついてまとめさせていただきました。

今回は検索上位を狙うコンテンツの作り方とSEO対策をする前に知っておきたいポイントについてまとめていきたいと思います。

検索上位を狙うコンテンツの作り方

SEO対策で上位表示を目指すキーワードがある程度決まってきたら、次はその検索キーワードで検索する人たちが満足するようなコンテンツを作ります。
検索する人たちは、どんな目的を持っているのか、何を解決したいのかを理解した上で、コンテンツを作る必要があります。

Googleが掲げる良質なコンテンツとは

Googleは検索結果に表示される広告によって収益を得ているため、より多くのユーザーがGoogleを利用するように、ユーザーの利便性を追求しています。
そのためGoogleはユーザーの満足度を上げるべく、ユーザーのニーズに応えるコンテンツを「良質なコンテンツ」として評価し、上位表示する仕組みになっています。

Googleが公式に情報公開している「ウェブマスター向け公式ガイドライン」では、良質なサイトを作るためのアドバイスとして、ページの品質を評価する際の参考項目を紹介しています。
これらの項目がGoogleが掲げる良質なコンテンツの指標となります。

・記事に書かれている情報が信頼できるか、専門家やトピックを熟知した人物が書いているか
・サイト内に類似記事や重複記事がないか
・スペルミス、文法ミス、事実に関する誤りがないか
・ユーザーの興味に基づいて選択されたトピックが取り扱われているか
・独自のコンテンツ、情報、レポート、研究、分析を提供しているか
・類似ページと比較して、明確な価値があるか
・そのトピックに対して第一人者として認識されているか
・外注により量産されている記事ではないか
・広告がメインコンテンツを邪魔するほど過剰に掲載されていないか
・記事に洞察ある分析や興味深い情報が入っているか

ほかにもさまざまな項目が上がっているので、「ウェブマスター向け公式ガイドライン」をチェックしてみてください。

サジェストキーワードからコンテンツのネタを拾う

サジェストキーワードはご存知でしょうか。
YahooやGoogleの検索ボックスにキーワードを打つと、掛けあわせキーワードをレコメンドしてくれる機能です。

打ち込んだキーワードと一緒に検索されている掛けあわせキーワードを表示してくれているのでニーズの高いキーワードといえます。
ラッコキーワードは無料で使えるキーワードリサーチツールで、一瞬でサジェストキーワードが表示されるため、とても便利です。

上位表示されている他サイトのページを調査する

すでに上位表示されている他サイトのページは、当然コンテンツ内容もしっかりと評価されて上位表示されています。
そのコンテンツを分析し、そのページの持っているコンテンツを超えられるコンテンツを作ることを考えましょう。

・そのページが持っていて、自社が持っていないコンテンツはないか
・そのページが持っていないけど、自社が作れそうなコンテンツはないか

Googleに評価されているページなので、ユーザーにも有益な情報が載っている可能性が高いと言えます。
その上で、それを越えるユーザーが喜ぶ情報をコンテンツとして作ることを意識しましょう。
ユーザーに評価されるコンテンツをGoogleも評価するため、これができれば上位表示の可能性は高くなります。

SEOライティングを心がける

SEOライティングとは、ユーザーニーズに沿った文章を作成し、検索エンジンから高評価を得るためのライティング手法です。

SEOライティングの基本として、分かりやすく簡潔な文章を書くことが挙げられます。
また、すでに上位表示されているサイトに含まれているキーワードを取り入れたり、表や箇条書きを活用することもSEOライティングのポイントです。

SEO対策をする前に知っておきたいポイント

いきなりSEO対策をしてもうまくいきません。
SEO対策を行う際にあらかじめ知っておくべきポイントを解説します。

効果が出るまでに時間がかかる

SEO対策は地道な努力が必要です。
SEO対策をしてもすぐに効果が出るわけではなく、継続的にコンテンツを改善していくことでだんだんとSEO効果を実感できます。
新しく立ち上げたサイトであれば半年~1年、SEO対策を続けてきた既存サイトであれば最短で1か月が目安だと言われています。
顧客育成の初期段階と捉え、長期的なSEO対策を行い、じっくり堅実に取り組むことが重要です。

時間・費用・人材の長期的計画が必要

SEO対策をするには長期的なコンテンツの更新・改修が欠かせないので、当然多くの時間・お金・人が必要になります。
短期的にコンテンツを強化しても一時的な成果にしかつながりませんので、継続してコンテンツをブラッシュアップしていけるよう、PDCAを回しながら長期的な計画を立てましょう。

目標(ゴール)を明確にする

SEO対策の目標(ゴール)によって、対策の方針が変わります。
商品やサービスの特性、ターゲットのニーズを踏まえたうえで、PVを伸ばしたいのか、CVを増やしたいのかなど、Webサイトへの集客から何を目指したいのかを明確にしましょう。
それに応じてSEO対策するページや追加するコンテンツの内容が変わります。

キーワード調査や効果測定はツールを使う

SEO対策にはキーワード調査や効果測定が欠かせません。
SEO対策はやることが多く業務負荷が大きいため、効率的に正確なデータを収集できるように、SEOツールを導入するのが望ましいです。

まとめ

さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか?
今回はコンテンツの作り方とSEO対策前に知っておくべきポイントについてまとめさせていただきました。

次回は、基本的なSEOツールの紹介や被リンクの効率的な集め方などについてまとめていきたいと思います。
ではまた次回のブログでお会いしましょう!

Writer

nemo

会社でアニ研(アニメ研究会)を設立したりするヲタク系Webディレクターです。
大切なことは音楽とアニメと漫画から教わりました。

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